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円の価値・・・とは?

高市新総裁効果

10月なのにまだノースリーブでイケます!
メディコネのDIがお届けします。

自民党総裁が高市さんになりましたね。
女性初だそうです。

期待の表れなのか、株価は高値を更新しましたね。
高市相場なんて言われてました。

総理大臣になれたり、なれなかったりでまた大きく動きそうですけども。

ですが、円が伸びない。
伸びないどころか、円安に振れています。

これは海外が期待してないということなの?
どうなの?
教えて!偉い人!!

ってな訳で、今回は円について考えちゃいましょう。

そもそも円高、円安ってどゆこと?

今回は対ドルでのお話をしていく訳なんですが。

そもそも、円安ってどういう事なの?という話です。

ここでは、ドルに対して円がどうなの?という話ですので、そこを踏まえまして。

「1ドル=150円」の場合、1ドルを手に入れるのに150円必要な訳です。

「1ドル=100円」の場合、1ドルを手に入れるのに100円必要な訳です。

同じ1ドルを手に入れるのに50円の差がありますね。

当然、同じアメリカドルを手に入れるのであれば100円で手に入れたいですよね。
安いし。

円の価値が高い為、100円で1ドルを手に入れられる。
円の価値が低い為、150円ないと1ドルが手に入らない。

こういう考え方をするわけですね。

こう考えると、
1ドル100円→円高
1ドル150円→円安
と言うことができますね。

今はどーなの?

2025年10月13日11:00現在、1ドル:151.95円くらいですね。

これは、世間では「円安だ!」と言われています。

ちょっと前まで130円とか140円だったので、円安だと言えると思います。

実際、いつを基準に考えるかで円高・円安の感覚は変わります。

円が最も高かったのは、「2011年10月31日:1ドル/75円32銭」です。

そこを基準に考えた場合、現在は2倍になっているので超円安と言えます。

円が最も安かったのは、1972年以前の固定相場制時代「1ドル=360円」です。

そこから考えると、超円高と言えます。

普段話をする際は、おおよそ直近1~3年と比べてどうなの?という話かと思います。

円の価値での影響

まず、円高だとどうなるのでしょう?

円の価値が高い訳です。

こういった場合、輸入品が安くなります。

1ドルの物を輸入する際、150円(円安)より100円(円高)の方が安く輸入できます。

輸入品を販売する会社は仕入がしやすそうですね。

また、海外旅行にも行きやすくなりますね。

外貨を獲得する際、100円で1ドルに交換できた方がお得ですからね。

銀行に預金する際も、普通に円預金で良さそうです。

逆に、円安だとどうなるのでしょう?

輸入品の仕入れ価格は上昇しますので、大変そうですね。

反対に、輸出する企業はやりやすくなりますね。

海外旅行は高くなりますし、預金は外貨預金が良さそうです。

景気や関税等、様々な要因が絡んできますので、実際上記のようになるのかは不明ですが、
その他要因がない場合は、上記のようになる傾向にあるという事ですね。

じゃあ、適性はいくらなの?

という話になりますよね?

答えはありません!!

おそらく専門家によって答えはバラバラになるのではないでしょうか。

企業の業態によっても最適解は変わるでしょう。

ただ、今現在の円安は全体的に歓迎できないという見解が多いようですね。

日本は資源国家ではありませんので、原材料や食料品は、多く輸入をしている傾向にあります。

日本全体が物価高と叫ばれているので、たしかに歓迎すべき事態ではなさそうです。

輸出企業に関しては良い材料となるでしょうが、それ以上に原材料の高騰や、
トランプさんの関税も相まって行き詰っているようです。

とはいえ、これが1ドル100円とかになっても円高になりすぎ!!
という声は出てくるんだとは思いますけど。

これからどーなる?

ボクモワカンナイ(。´・ω・)?

一般的には円安になると言われていますね。

1年後この記事をみたときにどうなってるのか気になりますが。

もともと、日本は国産品が高いので、やすい輸入品がフォーカスされています。

ですが、その輸入品まで高いとなると困っちゃいますね。

輸出企業がドッカン儲かって国内経済を回してくれればいいですが、
上記の理由でそうもいかなそうです。

高市さんの物価高対策、経済政策に期待がかかりますね!

一般的には自国通貨は高い方が良いとされています。
自国の経済を表すバロメーターですからね。

これがどんどん下がっているとなると、全体的には歓迎すべきことではないように思います。

昔は「有事の円」という言葉がありました。

世界情勢や世界経済が不安定になった際、「円を買っておけば大丈夫」という認識です。

安全通貨としての価値がありました。

これは、日本の借金の形態や戦争放棄国としての位置づけ等、様々な理由があったのですが。

リーマンショック以降、上記の価値は見る影もありません。

今まさに国際社会が不安定ですが、円安が続き、ドルや元が買われています。

先程も書きましたが、1年後や2年後、この記事を見返したときにどう感じるでしょう。

楽しみでもあり、不安でもありますね。

皆さんはどう思われますか(。´・ω・)?